ウォーターサーバーは、ミネラルウォーターなどのボトルをセットし、いつでも冷水と温水を手軽に利用できる電化製品です。オフィスや病院だけでなく、近年では一般家庭での利用も増えています。
【ウォーターサーバーの主な種類】
ウォーターサーバーは大きく分けて以下の3種類があります。
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- 工場でボトリングされた天然水やRO水(不純物を除去した純水に近い水)を自宅やオフィスに定期的に配送してもらい、サーバーにセットして使用します。
- メリット: 美味しい天然水が飲める、重い水を買いに行く手間が省ける、災害時の備蓄水になる。
- デメリット: ボトルの保管場所が必要、ボトルの交換作業が必要、水の消費ノルマがある場合がある。
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- サーバーのタンクに水道水を注ぎ、内蔵されたフィルターで浄水して使用します。
- メリット: 水を購入する必要がなくコストを抑えられる、ボトルの交換作業がない、注文ノルマがない。
- デメリット: 水道水を注ぐ手間がある、フィルターの交換が必要、天然水のような味わいはない。
- 水道管と直接つないで、水道水を浄水して使用します。
- メリット: 水道水と同じ感覚で使える、ボトルの注文や交換が不要。
- デメリット: 設置工事が必要な場合がある、初期費用やレンタル料金がかかる場合がある。
【ウォーターサーバーを選ぶ際のポイント】
- 水の種類:
- 天然水: 自然の美味しさやミネラル成分を重視する方におすすめ。
- RO水: 赤ちゃんのミルク作りや安心して飲める水を重視する方におすすめ。
- 水道水(浄水型・水道直結型): コストを抑えたい、水をたくさん使いたい方におすすめ。
- 設置場所: 床置き型と卓上型があり、設置スペースに合わせて選びます。
- 機能: 冷水・温水機能の他に、温度設定機能、チャイルドロック、省エネモードなど、様々な機能があります。
- 料金体系: 月額料金(サーバーレンタル料、水代など)、初期費用、解約手数料などを確認しましょう。
- ボトルの交換方法: 上部にセットするタイプと下部にセットするタイプがあり、交換のしやすさも考慮すると良いでしょう。
- 契約期間とノルマ: 契約期間や水の注文ノルマがある場合があるので、事前に確認が必要です。
ウォーターサーバーのメリットとデメリットまとめ
【メリット】
- いつでも冷水・温水がすぐに飲める。
- 重い水を買いに行く手間が省ける。
- 赤ちゃんのミルク作りにも便利。
- 災害時の備蓄水として活用できる。
- 美味しい水が飲める。
【デメリット】
- 費用がかかる(水代、サーバーレンタル料など)。
- 設置スペースが必要。
- ボトルの交換作業や保管が必要な場合がある。
- 機種によっては電気代がかかる。
ウォーターサーバーは、手軽に美味しい水を飲みたい方、飲料水を購入する手間を省きたい方、赤ちゃんのいるご家庭などにおすすめです。ご自身のライフスタイルやニーズに合わせて最適なタイプを選びましょう。
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